Nobuo Hoshino's Rail Travelog
 アムトラックで行った米国大陸鉄道旅行 案内編
 ガイドブックに書かれていない列車旅行のコツ
 予約について
 アムトラックパスについて
 アムトラックのダイヤの信頼性
 アムトラックでの乗継について
 米国旅客列車運転地図
 列車に乗り込むときの注意
 チップについて
 喫煙について
 食堂車での食事の予約と食事
 食堂車のメニュー
 写真の撮影
 車内販売
 手荷物の持込
 身体障害者への対応
 車輌のアコモデーションについて
 駅の設備について
 リンク集

  予約について
 予約は米国内トールフリー1-800-872-7245(1-800-USA-RAIL)にかける。自動応答システムの為、英語の聞き取りが苦手な方は予約サイト上で予約することをお奨めします連絡バスを含めて全列車予約が必要予約は乗車日の11ヶ月前から可能。人気列車はシーズンに関係無く早く売り切れるので注意。寝台は低価格帯から売り切れるので注意。旅行シーズンにも注意。長距離列車は隔日運行の列車が多いので運転日にも注意。 予約は乗車日、出発駅(Origin)、降車駅(Destnation)、列車名、寝台及び座席の種別、パスの有無、クレジットカードの種別と番号を相手に伝えると予約確定時には予約番号が返答されるので、それを記録する。駅で乗車券を発券するときに予約番号を申告すると乗車券が発行されて渡される。予約した時点でクレジットカード会社へは請求が行われている。 つまりクレジットカードでアムトラックへの支払い保証を行うのである。米国ではこれを行わないと何も予約出来ないホテルも航空券も同様です。
 アムトラック予約サイトでも予約は可能である。料金もアムトラックの予約サイトで確認が出来る。予約サイトで予約や料金の確認をする時は事前にユーザ名とパスワードを自分で任意に登録する。予約入力時は強制的に暗号化モードになり、クレジットカードの番号を保護する様になっている。予約確定時には予約番号が表示されるので、それを画面印刷して駅での発券時に提示する。  予約サイトで予約をする時の乗車券の受け取りは旅行開始時、列車またはバスの乗車駅で発券スタッフが常駐している駅でしか出来ない。 駅で乗車券の受取時にアムトラックは身分証明書の提示を求めますので、通常はパスポートを提示して対応します。  米国内では乗車券の郵送サービスも行っている。この方法では乗車駅の有人・無人は問わない。注意点として複数の同一スペル(Springfield, Portland, Richmond, Las Vegas etc)の駅が存在するため、予約入力や乗車列車の確認には注意が必要です。
 
  アムトラックパスについて
 アムトラックパスの正式名称はUSAレイル・パスで外国人用に発売されており、国内でも発売されている。国内でパスの購入時にはパスポート番号、氏名の提示が必要。現地で買う時はパスポートの提示が必要。使用開始時にはパスポートの提示とパスへの署名が必要。パスの責任範囲は運賃の支払のみであり、パスだけでは乗車不可オート・トレイン(Auto-Train)号はパスの適用対象外の為注意が必要
 アムトラックのサイトで予約をする時にはパスを使用する事を入力する画面は無いが、乗車券の受け取りまたは旅行開始前にパスを提示すると予約時に支払った運賃の払い戻しが行われるこの時は本人の署名パスポート クレジットカードの提示が必要です。払い戻しは現金で行わず、クレジットカード会社への払い戻しだけです。パスを使用した時の運賃の払い戻しを受けられるのはアムトラック発行の乗車券のみです。 1998年1月28日から米国・カナダ共通レイルパスが発売されました。このパスも前述したオート・トレイン号は適用対象外。カナダ国内もVIAの運行する列車のみ適用
 
  アムトラックのダイヤの信頼性
 アムトラックのダイヤの信頼性ですが、はっきり言うと信頼性は高くありません。 私の乗車時には1時間程度で済みましたが、1997年9月には西行サウスウェスト・チーフ(Southwest Chief)号が8時間遅れでカリフォルニア州サン・バーナディノ(San Bernardino, CA)に到着した事がファンの間でニュースになりました(此処での8時間遅れは、終着のロス・アンゼルス(Los Angeles, CA)では再悪の状態になると、10時間近くの遅れになる。)。また私が列車撮影で待ちかまえた1996年7月21日の東行デザート・ウインド(Desert Wind)号は2時間遅れでサン・バーナディノを発車しましたし、翌日の西行デザート・ウインド号は4時間以上の遅れでサン・バーナディノに到着しています。
 列車が遅れるという事はガイドブックに書かれていますが、なぜ遅れるかの理由が書かれていないので、書いて行きます。まず、米国には列車ダイヤの概念が無いのである。列車の走る順番の決定権は各鉄道にいるディスパッチャーと呼ばれる列車の運転を指令する職員にある。米国ではいかなる列車でもディスパッチャーの発行する列車運転指令書(トレイン・オーダーと呼ばれる)が無い限り動けない。列車を捌くのもディスパッチャーの腕に頼っているので、列車の混雑が始まると、直ぐに列車が滞留するのである。
 米国には日本の新幹線のような自動運行システムは無いアムトラックの大部分の運転区間は貨物専業の鉄道への乗り入れの為、貨物列車が捌けなくなると、優先する貨物列車を先に通してしまう事がしばしば発生する。この場合鉄道側はアムトラックに対して罰金を払う事になる。地理的な問題も有ります。特に中西部−西海岸3州(カリフォルニア、オレゴン、ワシントン)間と西海岸3州の相互間は厳しい峠越えが避けられない。貨物列車もこの峠越えに手間取ります。 米国の列車旅行ではロッキー山脈越えが知られていますが、西海岸3州の峠越えは越える標高差が7,000フィートになる峠越えが有ります。このため列車の運行速度に厳しい制限が課される。西海岸の峠越えの線路の大部分は複数の鉄道が乗入権を利用しているので列車本数が多くなる。列車本数の多さが峠越えを難しくしており、列車の速度が落ちてしまい遅れやすくなる。輸送力が逼迫してるので輸送量を稼ぐ為に列車が長大化して1マイルは当たり前になっている。(この為、米国の貨物列車は別名マイル・トレインと呼ばれる様になった。)
 
  アムトラックでの乗継について
 ダイヤの乱れの多いアムトラックにおいて乗継にはかなりの時間の余裕が必要です。「地球の歩き方」では最低2時間は必要と書かれていますが実際はそれ以上の遅れがでる事があるので、乗継に何時間の待ち時間を取ればよいかは一概にはいえません。 アムトラックは列車が遅れた場合、接続列車への乗継保証を行っていますアムトラック発行の時刻表やトラベル・プランナーでは一部の連絡バスの時刻の案内は有りますが、どの接続列車に対して乗継保証を行うかの公式案内は一切有りません。現在での確認方法はアムトラックの予約サイトのPlan Your Itineraryをクリックして乗車日時と乗車駅と降車駅を入力します。ここで表示される列車の組み合わせに於いて乗継保証が有ります。米国の鉄道専門ホームページ検索サイトのトレイン・ウェブ(Trainweb)にも時刻表ルートガイドが有ります。
 列車に大幅な遅れが見込まれる場合、車掌は乗客に対して乗継の確認を行います。ここで乗継の意思を答えないと乗継保証が行われません。 1998年の乗車では西行サウス・ウェストチーフ列車番号3がアリゾナ州フラッグスタッフ(Flagstaff, AZ)に4時間遅れで到着した際、終着のロス・アンゼルスではシアトル行コースト・スターライト(Coast Starlight)号列車番号14への接続が間に合わない事が判明していたため、アムトラックはカリフォルニア州サン・バーナディノ(San Bernardino, CA)でコースト・スターライト号への乗継客を全部降ろし、待機させていたチャーターのバスに乗せて、コースト・スターライト号への乗継を行いました。
 
  列車に乗り込むときの注意
 2001年の9月11日の同時テロ事件後、アムトラックは乗車時、外国人並びに米国市民問わず身分証明書と乗車券又は予約番号の提示が必須となりました提示のない場合アムトラックは乗車を拒否します。これに伴い、予約システムも変更になりました。変更前は予約サイト上で予約した乗車券の受け取りは乗車前にしか受け取れなかった(発券スタッフのいない駅で乗車する場合は電話予約のうえにパスの確認ができないのでパスが使用できない。)。変更後は旅行開始時に発券スタッフのいる駅で予約分の乗車券が一括して受け取れる様になりました。アムトラックの予約電話も自動応答システムになったので英語の聞き取りが苦手な方は予約サイト上で予約することをお奨めします。サイト上で予約することをしない時は日程の途中の発券スタッフのいる駅で乗車券を購入しておく必要が有ります。
 これは列車が頻繁に発着する駅で起こりやすい問題ですが、米国と他地域との決定的な違いが現れます。それはアムトラックの車輌には行先や列車名称の表示機能が無い列車番号と号車を表示する機能しか無い。列車の分割・併合が多い欧州では客車一輌毎の始発駅と終着駅が異なる事が普通のため、車輌の行先表示機能(行先表示板・行先表示幕)の設置が必須ですが、米国では列車編成の全部が始発駅から終着駅迄通しで運行される事と、列車の分割・併合が行われる場合は、列車の分割・併合が行われる編成毎に列車番号を割り当てます(一本の列車に列車番号が複数割り当てられる。判りやすく云うと列車の前部と後部で別の列車番号。)列車の併合が行われるのはエンパイア・ビルダー(Empire Builder)号のシアトル(Seattle, WA)発着(列車番号7・8)とポートランド(Portland, OR)発着(列車番号27・28)がシカゴ(Chicago, IL)〜スポーカン(Spokane, WA)間で、カーディナル(Cardinal)ケンタッキー・カーディナル(Kentucky Cardinal)でワシントンD.C.(Washington D.C.)発着とルイヴィル(Louisville, KY)発着がシカゴ(Chicago, IL)〜インディアナポリス(Indianapolis, IN)間で二本の列車が一本の編成で運行されます。
 
  チップについて
 アムトラックの本部見解ではチップは原則的には不要としている。しかし私の乗車時は殆どの乗客が食事が終わって帰る時の支払いで渡していた。特に食堂車の担当アテンダントは重労働なので渡すべきである到着駅で列車から降りる時にも客室担当のアテンダントにも渡した方が良い
 
  喫煙について
 アムトラックの車内で喫煙が出来るのは西部の長距離列車ではスーパー・ライナーのラウンジ車の一部の喫煙区域のみです。東部の長距離列車でもラウンジ車の一部の喫煙区域のみです。こちらは夜間と昼間の指定された時間でしか喫煙は出来ません。食堂車、寝台車、座席車は禁煙です。短距離列車は喫煙不可です。喫煙の出来る列車でも状況次第では全面禁煙になりますので、乗務員の指示に従う事。
 アムトラックの公式サイトでも喫煙の案内を行っていますので、愛煙家は必ず確認してから乗車して下さい。「何気ない一服」が列車から降ろされる原因になりかねません。  米国はモラルを守らない事に対しては厳しい上に「不平等」「他人の権利を侵害する事」にも厳しいのである。 アムトラックの車掌には権限が有ります。禁煙が守れない乗客や酔って車内のモラルを乱す乗客は外国人でも容赦なく列車から 降ろされます
 
  食堂車での食事の予約と食事
 食堂車での食事は予約が必要です。朝食、昼食、夕食は事前に食堂車にいる食堂主任(ダイニング・スチュワード)の処に行って番号を貰う。これは口頭で伝えられる。番号を貰った乗客は一旦、席かラウンジ車に戻って待機する。食事の準備が出来ると車内放送で番号か名前が呼ばれる。呼ばれた番号か名前に該当する乗客はとボールペンを持って食堂車に行き食堂主任に指示された席に着く。空いているからといって勝手に席に着かないこと。 寝台車、クラブ車及びカスタムクラス車の乗客ファースト・クラスとして特別扱いを受け、夕食の予約が食堂車に行かなくても出来るのである。食堂主任が座席か寝台に来るので、希望の時間を伝えれば良い。殆どの場合、空いた時間帯を言ってくるのでその時間か最後(last)にすればゆっくりと食事が出来る。このとき食堂主任は夕食の案内時間を書いた紙を置いて行く。夕食の予約の席の割当はファースト・クラスの乗客を先に行い、座席車の乗客には残った席への割当になるので座席車の乗客にはなかなか呼出が掛からず席に着けないファースト・クラスの乗客は車内放送で何時のお客様と指示するので、呼ばれた時間であれば案内時間を書いた紙を持って食堂車に行き食堂主任に指示された席に着く。案内放送で ラスト(last)と呼ばれたら番号や案内時間に関係なく食堂車に行く。この時点で食堂車に行かないと食事が無しになってしまうからである。列車に依ってはラスト・コールが行われない事が有るので注意する事
 朝食、昼食、夕食の全てに於いて、席に着くと食堂車のアテンダントが伝票を持って来るので此の時点で座席車寝台車、クラブ車及びカスタムクラス車かどうかを返答して伝票を一枚受け取り署名を行う。このときにボールペンが要る 。この伝票にもファースト・クラスと座席車の差が歴然と表れるのである。つまり寝台車、クラブ車及びカスタムクラス車の乗客用の伝票と座席車の乗客用の伝票が違うのである。寝台車、クラブ車及びカスタムクラス車の乗客は寝台料金、クラブ車及びカスタムクラス車の座席料金に全ての食事代が含まれているのである。伝票を区別するのはこの理由である。 署名した伝票を食堂車のアテンダントに返して、初めて食事の注文が出来る。注文した食事が来たら、伝票の署名と注文内容を自分で確認する相違が有ったら、この時点で食事を持ってきたアテンダントに申告する。相違が無ければ、相違の無い事を食事を持ってきたアテンダントに申告する。食事が終わる迄、最初に伝票を持ってきたアテンダントが担当する。追加注文、水を貰う時や精算はそのアテンダントに言う事。他のアテンダントに言っても何もやってくれません。食事が終わってから食堂車で長時間居座るのは止めたいものです。次の乗客が待っていますし、食堂車の担当アテンダントは朝が早く夜が遅いのです。早く食事が終われば早く仕事が終わります。 食事代の支払いは座席車の乗客のみで帰る時に現金かクレジットカードで支払い、チップは支払いとは別に置いてゆきます。寝台車及びクラブ車の乗客はチップを置いて帰ります。
 
  食堂車のメニュー
 食事は一般的なアメリカのレストランとさほど変わりません。しかしメニューの種類が少ないのが残念です。朝食は卵(ゆで卵、炒り卵、目玉焼)、肉類(ベーコン、ハム、ソーセージ)、果物、トースト、シリアル、パンケーキ、ベーグルです。昼食はハンバーガーやミートパイになります。本日のスープは昼食と夕食に注文出来ます。夕食は肉料理(牛、豚、鶏)で各一品、魚料理で一品用意されています夕食の一品料理にはサラダ、ポテトとパンが付いています。飲み物は、コーヒー(レギュラー、カフェイン抜き)、茶(ホット、アイス)、ミルク、ジュース(オレンジ、トマト)、炭酸飲料(コーラ、ヂンヂャーエール)が用意されています。酒類はビールやカクテルです。酒類は全ての乗客に対して有料です。また酒類は食堂車での食事中、ラウンジ車、寝台内でしか飲むことが出来ません。米国にはアイスコーヒーは有りません、有っても空港のコーヒースタンドにしか無い。食事への注文(目玉焼の両面焼、ハンバーガーのチーズ抜き等)も可能ですがアテンダントへの注文時に申告する事。また料理が来た時に伝票と料理を自分で確認する事。夕食のサラダのドレッシングの種類をアテンダントが聞きに来るので、自分で選ぶ事が出来る。くどい料理が食べられない場合、夕食を食べる時のために日本から醤油を持っていった方が良い。ステーキには溶けたバターを塗って食べる様になっているので、これを見ただけで、人によっては、もう「ごちそうさま」になってしまうのである。食堂車では洋辛子がもらえるので、醤油があれば日本と同じ感覚でステーキを食べる事が出来るのである。
 
  写真の撮影
 写真の撮影ですが日本国内で製造発売されているカメラであれば充分です。感度はISO200以上でシャッター速度は1/125か1/250で対応可能です。というのも、米国人の大半は日本製の旧モデルのカメラを使っています。フィルムは国内で買って持っていった方が割安で種類も多い。レンズ付きフィルムも売っているが入手しづらく価格も国内に比べると高い。自分の乗っている列車を車外から撮りたい場合は長時間停車の時しか撮れない。車内から名所を撮る時はラウンジ車から撮る。列車が名所を通過している時は他の乗客も名所を観ようとラウンジ車に集まっていますので。短時間で席を譲りましょう
 写真撮影の最高の位置は車輌のデッキに有る出入口の扉の窓を開けて撮る事ですが、現在「乗客が出入口の扉や扉の窓を開ける事」は連邦の法律で禁止されています。くれぐれも「出入口の扉や扉の窓を開ける事」は絶対行わないこと心ない行動が多くの人たちへの迷惑になります
 悪質な場合は車掌は身柄を鉄道警察へ送致する場合が有ります。
 
  車内販売
 車内の販売はラウンジ車のスナックバーのカウンターでスナック菓子、酒類、飲物、軽食、絵葉書、トランプ、毛布を売っています。価格は日本とは違い車内と車外の価格差は在りません。全体的に日本の5割から7割の価格帯です。列車に依ってはラウンジ車が連結されて居ない場合が有ります。食堂車の片隅が売店になっていました。売店で売っている飲物は冷えていませんので、飲み物を買うとカップに入れた氷が付いてきます。売店で何も買わなくても氷は無料サービスです。
 
  手荷物の持込
 手荷物の持込ですが、駅員配置駅の大部分で手荷物のチェック・インサービスを行っています。長距離列車の他に中距離列車もこのサービスを行っています。荷物のチェック・インは駅の専用カウンターに手荷物を預けて引換証としてクレーム・タッグを受け取る方式です(航空機と同じ方式。但しバゲッジ・クレームが在るのは大都市の一部の駅。大部分は係員にクレーム・タッグを渡して荷物を受け取る。) 一度手荷物のチェック・インを行うと手荷物の受取は自分の降車駅までは出来ません。身の廻りのもの、貴重品、カメラ、化粧品、薬、下着や寝間着は自分の手元にひとまとめにする事駅員無配置駅で乗降する場合手荷物のチェック・インサービスは行いません。このときは車内の荷物置場か網棚に手荷物を置く。「ス−パーライナー」(SuperLiner) の二階に上がる階段が狭いうえに直角に曲がっているので、男性でも大型スーツケースを持って階段を上るのは困難、ましてや女性では到底無理である。この為「ス−パーライナー」は一階の出入口の横に荷物置場が在る。
 
 身体障害者への対応
 身体障害者への対応ですが大部分の駅が障害者への対応が可能です。「ス−パーライナー」(Super-Liner)の車内には車椅子を出入口に入れる為の渡り板を常備しています。「ス−パーライナー」寝台車の一階に「スペシャル・ベッドルーム」が用意されています。「スペシャル・ベッドルーム」には二人分のベッド、トイレとシャワーが備え付けてあります。この「スペシャル・ベッドルーム」の予約は身体障害者が優先します。この場合食事はルーム・サービスで対応します。
 
  車輌のアコモデーションについて
 車輌のアコモデーションについてですが、寝台車ヘリテージ・フリート(Heritage Fleet)又はシングルレベル・フリート(Single-Level Fleet)スーパーライナー(Super-Liner)及びビューライナー(View-Liner)との設備の意味付けに違いが有ります。ヘリテージ・フリートは一人用個室寝台をルーメット(Roomette)、二人用個室寝台をベッドルームという名称を使っています。スーパーライナー及びビューライナーの個室寝台は全て二人又は四人用の為全てベッドルームという名称になります。ベッドルームという名称では区別するのが困難なので名称の前に区別するためのスタンダード(エコノミー)、デラックス、ファミリー、スペシャルという名称を付けた訳です。ヘリテージ・フリートの個室内にはトイレが設置されています。ルーメットのトイレは使い勝手が悪くベッドをセットするとベッドの下にトイレが隠れてしまう。就寝中にトイレを使用する場合はベッドを畳んでからトイレを使用する。
 ルーメットとベッドルームという名称はアムトラック発足前からの名称で、寝台車と客室乗務員を各鉄道に派遣していたプルマン寝台車(Pullman Co.)会社で使われました。米国での一等寝台車の代名詞は「プルマン」(PULLMAN)であり、欧州での一等寝台車の代名詞は「ワゴン・リ」(Wagon-Lits)である。
 
  駅の設備について
 駅の設備についてですが、アムトラックの時刻表かアムトラックのサイトで確認するしか方法は有りませんが、大都会の駅は一通りの設備は揃っていますが、乗継駅でも何も無い駅が数多く有りますので、乗降時間帯に注意が必要です。
 アムトラックの各駅にも空港と同様に3レター・コードが有りますが空港と全く違いますので注意が必要です。
  
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This page last updated on Mar 30, 2003
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Text (C) Nobuo Hoshino