「母親が自殺を計った。幸い命はとりとめたのだが、理由を知りたい」山梨から来た青年に、相談を受けた御手洗潔。彼は翌日現地を訪れ、原因が母親の巨額の借金にあることを突き止める。無知につけ込み、法を悪用し暴利を貪る金融業者。仮に裁判をしても敗訴は必至。さすがの御手洗も頭を抱えるが、後日突然彼女の訪問を受け、あまりに意外な顛末を知らされる……。
英国に留学中の夏目漱石は、夜毎、亡霊の声に悩まされ、思い余って、シャーロック・ホームズの許を訪ねた。そして、ホームズが抱える難事件の解決に一役買うことになる。それは、恐ろしい呪いをかけられた男が、一夜にしてミイラになってしまったという奇怪な事件であった! 年少の読者にも読みやすい「総ルビ版」で贈る、第12回日本ミステリー文学大賞受賞記念企画!
帝都衛星軌道 2008/08/06 975円 ISBN:978-4-06-182607-6 島田荘司強力自薦作! 本格ミステリの最高峰がここにある。 誘拐事件発生!身代金の受け渡し場所は山手線。事件の裏に潜む衝撃の真実とは!? 「ジャングルの虫たち」同時収録
ついに筑波の空を襲うB29の大群。轟音を響かせて投下される焼夷弾の嵐の中に、「ぼく」と「母」は取り残される! 日本陸軍の最新秘密兵器にして「生命体の複製」を作る機械・怪力光線砲も、天を焦がすまでの圧倒的な火力によって脆くも焼け果てていくが――。CFW、第1部堂々の完結!
大戦末期、日本全土を空襲し続けるB29を撃墜すべく極秘に開発された日本陸軍の最新秘密兵器・怪力光線砲。しかしその真の姿には、誰もが予想だにしなかった“ある目的”が隠されていた――!?研究者・「ミツグ伯父さん」の手によって鳴り響く雷とともに装置が発動した瞬間から、めくるめく数々の怪異が「ぼく」を襲う!
オホーツク海を見下ろす宗谷岬に傾斜して建つ奇妙な館――通称「斜め屋敷」。雪降る聖夜にその館でパーティが開かれる。翌日、密室で招待客の死体が発見された!行き詰まる捜査陣の前に現れたのは、名探偵・御手洗潔だった!!本格ミステリの金字塔、御手洗シリーズを世に知らしめた作品が、大幅加筆の完全版として登場!!
【収録作品】 寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁 嘘でもいいから殺人事件 出雲伝説7/8の殺人 漱石と倫敦ミイラ殺人事件 御手洗潔シリーズ『占星術殺人事件』でデビューした著者が、もう一つの代表シリーズとなる吉敷竹史シリーズを上梓した1984年。その後の著者仕事の大きなターニング・ポイントとなった年に刊行された四作品を収録。吉敷シリーズのスタートとなる『寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁』の他に『嘘でもいいから殺人事件』、『出雲伝説7/8の殺人』、『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』の四作品。 月報では吉敷竹史の生みの母と言われる元・光文社編集者竹内衣子氏との対談。吉敷竹史誕生の話と今後について語り合う。
Classical Fantasy 第一話 「秋水」 2008/01/07 1029円 ISBN:978-4-06-283656-2 戦局が風雲急を告げ、日本の降伏が濃厚となった昭和20年。亡国の危機を打開するため、最新鋭の高速度ロケット戦闘機「秋水」の研究開発に携わる「ミツグ伯父さん」を慕い憧れる少年、「ぼく」。しかしその現実は、奇妙に、そして確実にねじれていく……。
“ゴッド・オブ・ミステリー”こと島田荘司があの士郎正宗とタッグを組み放つ、全12巻!