これもヒスイの壁と同じようにオリジナルで作った外壁です。縄文時代の空気を取り戻そうという実験ハウスのテーマから「縄文壁」と名づけました。いろいろな材料を混ぜてみましたが、10年後位にどうなっているかは分かりません。
ちょっとした手洗いにはこんなスタイルもいいと思います。手洗鉢は信楽焼で現地から直接取り寄せています。ただ、よく使う場所は天板にタイルを貼ったりしないと汚れが気になってくるかもしれません。
これが温度センサー(細い方)と湿度センサー(箱のようなもの)です。内通気層の中に設置し、見えるようにしました。このセンサーが他にもいろいろなところに入っており、データを計測できるようになっています。
壁の一部にヒスイを塗りました。真偽の程は分かりませんが、ヒスイもマイナスイオン効果があると言われています。岩盤浴にもヒスイは使われています。このヒスイの粉に炭を混ぜて塗り壁材として製作してみました。店舗などに使うと面白いかもしれません。
壁面緑化を行いました。夏の暑い時期に朝顔を植えたので、多分今年は育たないと思いますが、来年からは植物が育ち緑のカーテンが出来ることを期待しています。壁面緑化やすだれは有効な遮熱方法ですが、特にすだれは窓からすぐに垂らすより、1m程度離して垂らしたほうが、格段に効果は大きいようです。
スウェーデンから取り寄せた木製3重サッシです。木製サッシは気密性、遮音性に優れています。ただし、日本のような雨の多い気候では若干心配な面もあります。日本ではサッシメーカーは数社しかありませんが、スウェーデンでは数十社あるといいます。労働組合が強いという国の事情もありますが、丁寧な手仕事が残っているという、いい面もあるような気がします。
ポーチ部分をデッキで作りました。デッキ材はサイプレスという木で作りました。
サイプレスはオーストラリア桧とも呼ばれ、世界一シロアリに強いとも言われています。イニシャルコストは他の木に比べて割高ですが、長い目で見ればそれほど高くはありません。また、アロマにも使われているらしいです。
柳杉に柿渋を塗りました。柿渋は最近注目されているようですが、渋柿のタンニン(薬や化粧品などにも使われています。)から作られた天然塗料です。効果としては防腐、防虫、防水、抗菌作用やホルマリン等の化学物質を無害化するという効果があります。京都から取り寄せました。
今はまだ赤っぽい色をしていますが、徐々に濃くなっていきます。
今回一部屋だけビニールクロス、クッションフロアで施工した、空気の汚い部屋を作りました。気にしすぎなのかも知れませんが、施工後数週間経っても何となく息苦しい感じがします。
これは今回特注で作ってもらった温湿度センサーの内部です。温度センサーと湿度センサーを壁の中や小屋裏などいろいろな所に設置し、数値を見てみようと考えています。
今回の目玉の一つである「埋炭」を行いました。
埋炭は炭を地中に埋めることにより、土地をよくしようという工事です。伊勢神宮や法隆寺などの古いお寺では必ず行われているそうですが、理由がまだ分からない部分も多いようです。
今回は実験ということで、やってみました。まだ疑い半分といった所ですが、気長に見てみます。
土と植物を入れました。今回は一般的な屋上緑化でよく使われているセダムという植物を使いました。乾燥や風に強いそうですが、あまり水分を保持しないというデメリットもあります。ですから温度を下げるという目的だけなら他の植物の方が効果は大きいと思います。また、乾燥に強いと書きましたが、もっと手入れの楽な方を選ぶなら苔を選んだ方がいいと思います。
屋上緑化工事がスタートしました。ビルなどでは自動で水やりまで行うという緑化が一般的ですが、そうすると一般的な住宅ではコストの面で難しいので、今回は一番簡単な方法で工事を行います。
これは柳杉という杉のフロアです。杉は柔らかく、温かい床材です。ただ、ちょっとした衝撃で簡単に傷がついてしまうので、注意が必要です。
こちらは事務室に使う栗のフロアです。栗は虫や湿気に強く、土台に使われることが多いようです。また、火に強いため、昔は囲炉裏の周りの木に使われていたようです。
床に使うパインのフロアにリボス(植物油)を塗っています。リボスは環境先進国のドイツで開発された、なめても安全なワックスです。
実は床はフロアそのものよりも、危険なワックスを定期的に行うということに問題があるのです。床も人の皮膚と同じで呼吸が出来なくなったら、調子が悪くなってしまいます。
羊毛は熱を蓄えないと言います。それは羊毛の毛は1本1本縮れているために複雑に絡み合い、その中に60%もの空気を含んでいるからだそうです。乾いた空気というのは最高の断熱材ですが(水は100度で沸騰するが、空気は100度になっても空気のままです)、羊毛は湿気を溜め込まないので羊毛の中の空気は乾いています。
断熱材というのは断熱材の中に空気をためて効果を発揮するのですが、断熱材の宿命として湿度という大きな敵がいました。この湿度に羊毛は大きな効果を発揮するのです。
壁も屋上と同じようにアルミ箔で覆っています。一般的な断熱材では殆どの輻射熱が通り抜けてしまいます。さらに断熱材は熱を蓄えてしまうため、夏に厚手のコートを着ているような状態になってしまいます。
基礎に珪藻土を塗りました。珪藻土には調湿効果や空気をきれにしてくれることが分かっています。今回実験的に基礎に珪藻土を塗り、どの程度床下をきれいにしてくれるかを実験してみます。
これは太陽熱集熱ボックスという箱の工事途中です。
この箱の中に太陽熱を集め、冬に家の中にまわそうという計画です。中に温度計を入れてみて、理論値と実際の違いを計測しようと考えています。
どういう結果になるか楽しみです。
倉庫の内部です。今まで倉庫と言えば鉄骨造が一般的ですが、SE構法なら鉄骨造に負けない大空間が可能になります。木造のほうが調湿性、冷暖房効率にも優れており、もちろんコストダウンも可能になります。
遮熱を2重に行いました。人が暑いと感じる原因の大部分は輻射熱という電磁波が影響しているのですが、遮熱工事を行うことによってこの輻射熱を家に入れないようにします。この建物は無冷房を目指しています。来年の夏にどうなるか今から楽しみです。
これは羊毛の断熱材です。一般的な断熱材は夏に蓄熱する(夏の夜に暑いのはこの蓄熱した断熱材から熱が放出されるからです。)という欠点があるのですが、この羊毛はほとんど蓄熱をしません。また、グラスウールなどは水を吸うと性能が落ちてしまいますが、羊毛は水を通すので、いつまでも性能が一定という長所があります。
この様に釘のピッチを確認していきます。ちなみにSE構法はだれでも扱えるというわけではなく、SE構法施工管理技士という資格が必要になるのですが、この資格は1級建築士を取得しないと受験資格がありません。
倉庫の耐力壁を張りました。
SE構法の耐力壁はOSBなどの構造用合板を釘のピッチを変えながら張ります。
上棟完了です。
梁の写真です。SE構法の梁はドリフトピンという太いピンで固定しているのですが、わざと金物の穴と梁の穴がずれています。このわずかなずれがピンを打つ毎にくさびのように合わさっていきます。このくさびが構造の強度につながります。
上棟の様子です。
上棟の様子です。この日は雲一つない快晴となりました。
SE構法の柱脚金物です。基礎の中のアンカーボルトと金物を直接接合し、その上に直接柱を接合します。木造というよりも鉄骨造の考え方を取り入れています。
社屋の土台です。墨には先ほどの防腐、防蟻の他にもマイナスイオンを発散するなどまだまだ未知の部分も多い素晴らしい材料です。ちなみに墨とダイヤモンドは炭素だけで構成されているそうです。
土台の下に防蟻テープを貼っています。これもシートと同じように薬剤に頼らない方法のひとつです。
倉庫棟の土台を据えた様子です。土台には墨の塗料を塗って、防蟻、防腐対策を取っています。
このパイプは地熱を利用した冷暖房用に使います。この他にも地中に埋めたパイプも利用しようと考えています。
白蟻対策のシートを敷いてあります。今でも土台に防腐剤を塗って平気な会社もありますが、白蟻を殺す薬剤で人に影響がない筈がありません。
基礎の内側に貼ってあるのは断熱材です。これによって床下も部屋と同じ環境になります。
倉庫棟の基礎ですが、こちらはべた基礎です。ベタ基礎は地盤が弱い時に採用されます。イメージ的には海に浮かぶ船といったところでしょうか。基礎の強度は基礎の高さに影響されますが、べた基礎の方が基礎の高さが少なくなる傾向にあります。ですから基礎はべた基礎の方が単純に強いということはありません。
この基礎は布基礎という方法を採用しています。基礎には布基礎とべた基礎がありますが、布基礎には基礎の高さを確保しやすい(基礎が強いというイメージです)という利点があります。布基礎よりべた基礎のほうが良い基礎というイメージが一般的にはありますが、地盤によっては布基礎の方が効果的ということはたくさんあります。大事なのは地盤の強さを調べ、地盤と建物に合わせた基礎を選ぶことです。
SE構法のアンカーボルトを配置した様子です。
一目見ると実感しますが、このアンカーボルトは木造住宅というよりも鉄骨住宅の基礎のようです。
解体の様子です。
ここには製材所があり、昭和30年代からずっと木を刻んできました。私も子供の頃にここでかくれんぼをして遊んだ記憶があります。
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