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阪神淡路大震災と日本建築

   1995年1月17日発生の阪神大震災の10日後、保険会社から被害調査依頼を受け 、阪神神戸地区一帯を歩き回りました。構造が専門の私にとって、今まで構造計算を主にコンピューター上で行っていたので、それと現実が一致した光景を見たときの気持ちは今でも忘れ ることができません。

そうした経験を通して構造設計者としていろいろな反省点が露呈しました。
 

 

      新しく造る建築物の耐震性を高めることも大切かもしれませんが、今ある耐震性の低い建物の耐震性をあげることの方がより大切だと私は考えます。
 今ある建物を補強することで、建築物の倒壊により命を落とすことがない建物に変えていくこと--これこそが、私たちの大きな使命であると確信しております。

特に「木造住宅」については殊更で、この耐震化無くして日本の防災はあり得ないのです。

         
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