オススメ望遠鏡

★屈折か反射かそれが問題だ

望遠鏡選びでの最大の悩みは、屈折にするか反射にするかというところ。同口径で比較すると反射の方がかなり安いが、光軸修正・清掃・再メッキといったわずらわしさがある。その点、屈折の操作性の良さ、メンテナンスが楽だというメリットは捨てがたい。大口径でもコンパクトな、シュミットカセグレンやメニスカスカセグレンも魅力だ。
悩んでしまったときは視点を変えて、自分自身の性格をよく考えてみることだ。機械いじりやパズルなどめんどうなことが嫌いな人は、手間いらずの屈折式を選ぶほうがいい。

★ファインダーにも気を配れ

天体を望遠鏡の視野に捉えるのは、意外に難しい。これはファインダーの性能に寄るところが大きい。
月・惑星など明るい対象は、どんなファインダーでも簡単に捉えることができるが、星雲・星団となると、しっかりした光学性能のものと、そうでないものとでは、見え方にはっきり差がついてくる。星雲・星団を見る人は、7×50程度のファインダーを付けよう。

★経緯台か赤道儀か

いつでもどこでも、手軽に覗いて楽しみたいというなら、断然経緯台。天体写真も撮りたいのなら、赤道儀しかない。
いづれにしても、基本はしっかりしていてガタがないこと。これは店頭で望遠鏡をゆすってみればすぐわかることだが、それができないときは、カタログの写真と重量から判断する。まず鏡筒に比べて架台部が小さい頭でっかちなものは避ける。重量は重いほど架台はしっかりしているはずだ。軽いフォーク式架台は、強度不足のものが多い。

★目的に合った望遠鏡を選ぼう

すべての対象に対してオールマイティーの天体望遠鏡は、残念ながら存在しない。しかし太陽・月・惑星・星雲・星団・変光星・彗星それぞれにベストの望遠鏡なら存在する。だから望遠鏡で何をしたいかがはっきりしていれば、ぴったりの機種を選ぶのはそんなに難しくはない。何でも見たいからこそ迷うわけだ。
そんなときは、とにかく安いもの(屈折経緯台あたりがいい)を1台買って、使ってみることだ。1年も使っていると、望遠鏡がどんなものかもわかってくるし、望遠鏡で自分がやりたいことも見えてくる。そこで自分にぴったりのマイ望遠鏡を購入するという方法をお勧めする。

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