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| 7月9日 木星がいて座で衝を迎える
太陽系最大の惑星、木星。直径は実に地球の11倍もある。もし木星の質量が600倍ほど大きかったら、第2の太陽となって自ら輝き出したかもしれないといわれる。こんな巨大惑星だから地球から見る明るさも相当なもので、-2.5等級で黄金色に輝いている。今年の木星は、7月9日にいて座の南斗六星北で衝を迎える。木星を見つけるのは簡単。6月中旬なら22時ごろ、下旬なら10時ごろ、南東の空でひときわ明るく輝く星が見つかれば、それはまちがいなく木星だ。 ![]() ●木星の見どころ 木星は実に60個以上の衛星を従えているが、このうち我々が見ることができるのは、ガリレオが発見したイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4つだ。このうちのガニメデ、カリストは、双眼鏡でも見ることができる。望遠鏡なら低倍率で、4つを見ることができて、まるで、ミニ太陽系を見ているようだ。
また、倍率を100〜200倍ほどに上げると、本体の縞もようが見えてくる。見える本数は口径によって異なるが、8cmで4本程度、20cmになるとさらに多くの縞もようと、縞の形や濃淡まで見えてくる。木星の最大の名所は、赤い目玉の大赤斑だが、必ず見えるとは限らない。その理由は二つある。ひとつは単に裏側に回っているために見えない場合。木星は10時間足らずの周期で自転しているので、毎日同じ時刻に木星を見ていれば、やがて表側に登場する。もうひとつは、大赤斑自体が薄くなっている場合。大赤斑はいつも赤く見えているわけではなく、数年後とに淡くなって大赤斑孔に変化する。昨年から今年にかけての大赤斑は、赤い色があせて輪郭だけがはっきりしているようだ。木星の縞模様には名前がついている。黒っぽい部分を「縞(ベルト)」、白っぽい部分を「帯(ゾーン)」と呼んでいる。自分の望遠鏡でどこまで見えるか確認してみよう。
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