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| 夕方の西の空で月・火星・金星・水星が集合 6月9日の外合以来しばらくご無沙汰をしていた金星が、夕方の西天の低空に姿を見せるようになってきた。とはいっても明るさは-3.9等,日没30分後の高度は6°と、まだまだ宵の明星としてはいささか役不足の感はあるもののやはりよく目立つ。かえって低空過ぎて、UFOと間違える人もいるのではないだろうか。反対に、地球からうんと遠ざかってしまった火星は、しぶとく夕空に残ってはいるものの、明るさは1.7等まで落ち込んでしまった。さらに水星が9月11日の東方最大離角を目指して高度を上げているが、今ひとつ勢いがない。今月は2日から3日にかけてこれら3惑星の近くを、新月直後の細い月が通り過ぎて行く。 ![]() ●9月2日 月と金星・水星・火星が並ぶ 金星の高度は、まだまだ低いが、2日に月齢2.6の細い月が接近する。両天体の間隔は10°ほどで、残念ながら7倍双眼鏡の視野には入らないほどのぱっとしない接近。ただし、双眼鏡でよくよく見てみると、月と金星の間には0等の水星が見つかるはずだし、水星の左上には火星が夕焼けに消え入りそうになりながら光っているのがわかるだろう。これら3惑星は、7倍双眼鏡(実視野7°)の視野にちょうどバランスよく入る間隔で並んでいる。そして、9月22日までは3惑星の動きを双眼鏡で追うことができる。3惑星が最も近づくのは9月6日前後、12日には、金星と火星が0.3°まで接近する。 ただし、地平高度は6°程しかないので、観望するには、西の空が地平線まで開けたところが必要だ。 ●9月3日 月とスピカが並ぶ 3日には月齢3.6まで太った月が、西の地平線を目指して高度を下げてきたおとめ座のスピカと並ぶ。こちらも間隔は約3.5°とけっこう近い。純白の光を放つ清楚なスピカと地球照を伴った三日月との競演は、やさしさをたっぷり演出してくれることだろう。 |
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